横手盆地の地下水年間変動



図は湯沢市内(田園部)の例

横手盆地の地下水は年間を通じて降雨、積雪、融雪、かんがい用水によって影響を受けます。

降雨以外はだいたい時期が決まっています。降雨も梅雨、台風時には毎年多くなります(12月以降は次年度分をダブって記載)。
したがって、毎年同じような変動パタ−ンを示しますが、変動量は場所・降雨量、時期によりまちまちです。 
水位変動パタ−ン 
3月下旬 融雪による水位上昇期。年間で最も高水位になる場合が多い。その後徐々に降下。 
5月上旬 灌漑用水(苗代、田植え)による水位上昇期。3mも上昇するところもある。その後徐々に降下。  
7月〜9月 梅雨、台風による降雨量の変動で水位上昇、降下。 
9月〜12月中旬 灌漑用水の影響がなくなる水位低下期。降雨で上昇も。  
12月中旬〜2月下旬  積雪による水位低下期。年間で最も水位が低下する場合が多い。 

横手盆地の地質へ戻る
inserted by FC2 system